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日本の名パティシエ服部明氏による
“行列の絶えない”人気ベーカリー

【Patisserie La Verdure】を経営するオーナーの服部明さんのもとへ届く、お客様、そしてスタッフからの「ベーカリーをつくってほしい」という声。【Patisserie La Verdure】の店内の一スペースで販売していたパンが好評を博し、日に日に高まるその声に背中を押される形で2007年にオープンしたのが【Le jardin du Vert】です。

「オープン当初は戸惑いもあった」と当時を振り返る服部さん。当初は食パンやフランスパンなど、ハード系の定番ものが中心でしたが、小さなお子様連れの方からいただく声、年配のお客様から求められるニーズに応える形で、店で扱う種類は次第に増え、現在では30~40種の出来立てパンが店に並びます。

お客様の声を反映して生まれたお店、という経緯の通り、店内は文字通りひっきりなしのお客様が訪れる盛況ぶり。パンの焼きあがりを告げるスタッフの声が聞こえたかと思うと、芳ばしい小麦の香りを残してそのパンが売り切れる。このお店にいるとそんなシーンをよく目にします。

「パンづくりに使用する小麦やバター、塩などの食材、調味料に一切の妥協はせず、自分が良いと思ったものだけを使用しています。おかげでパティシエという個性は発揮できていると思っています」と自己評価するパンは、柔らかな口当たり。そしてデニッシュ系、惣菜系いずれのものにせよ、パンそのものの旨味がしっかりと生きていて、具材と共存しているのが特徴です。

服部さんが緑園都市で展開する【Patisserie La Verdure】とは明らかに性格の異なるこちらのお店。「町の人がほっとできる味、空間でありたい」と語る服部さんの思い通り、緑園都市にしっかりと溶け込んでいます。

「お客様のニーズに応える形で、メニューや提供スタイルは現在進行形で進化している」と笑う服部さん
パティスリーのつくるパンとあって全般に滑らかな口触りが特徴。お店には老若男女、幅広い層のお客様の姿が
店の2階のイートインスペースのほか、同敷地内、入口手前には小さなテラス席も用意しています
人気メニューは、『カレーパン』や『クロワッサン』、上質なバターとゲランド塩を使った『塩パン』
Le jardin du Vertの
イチオシポイント
イチオシメニュー
お子様から年配の方まで人気
自家製ルーの『カレーパン』
表面はサクサク、なかはもっちりしたパンに包まれたルーは、数種類の豆などを使用し、まろやかで奥行きのある味わい。シーズンごとにルーに使用する食材やパンの食感などは微妙に変化を加えているそう。
おすすめシーン
ランチあるいは昼下がりに
「ほっ」と一息つきたいシーンで
出来立てパンはその場で食べるのが一番。ということでおすすめは2階にある15席ほどのイートインスペース。木目を基調とした温かな雰囲気を醸すスペースで、カフェ代わりに利用する方も多いそうです。
SO32
緑園都市駅周辺のこだわりの名店