緑園都市駅で電車到着サイン音「アンダンテ」を試験導入
相模鉄道では、フェリス女学院大学と相鉄グループとの共同プロジェクトとして、平成29年3月1日(水)からいずみ野線緑園都市駅で、電車到着サイン音(愛称:アンダンテ)を試験導入します。
これは、電車が到着する前に駅の改札付近で流れるサイン音で、電車の上り・下りの方面や種別を音の種類で認識することで、駆け込み乗車を予防するものです。
フェリス女学院大学音楽学部音楽芸術学科「音環境デザインゼミ」(担当:船場ひさお講師)の学生達が相鉄ホールディングスにサイン音の導入を提案し、相模鉄道がこれに賛同し、試験フィールドとして同大学の最寄り駅である緑園都市駅を提供したことで、共同プロジェクトが始まりました。
同プロジェクトでは、フェリス女学院大学の学生を中心にアンケートをとり、駅のイメージを反映した心地よい音であると同時に、どのタイミングで聞くと余裕を持って安全に電車に乗ることができるかなど、相模鉄道の経験と技術的な協力のもとに、学生達がサイン音が流れる場所やタイミング、長さなどにもこだわって音づくりを行いました。
電車到着サイン音「アンダンテ」について
各停と快速の違いが音楽でわかります
- 快速
- テンポ80、音源の冒頭が16分音符
- 各停
- テンポ68、音源の冒頭が8分音符
各停と比較して快速は音符の数が多く、テンポも速くなっています。
上りと下りの違いが音楽でわかります
上り(横浜方面)は音が上がり、下り(湘南台方面)は音が下がるサイン音となっています。
楽譜と視聴
各リンクから、実際のサイン音を聴くことができます。