Web出張版

本誌では書き切れなかった取材時のこぼれ話などを、こちらでご紹介!

カスタード洋菓子店

写真が苦手とのことで、作業の様子をこっそり撮影させていただいたオーナーパティシエの本田晃一さん。「私なんかより、外観の写真を大きく載せてください。雰囲気が良いとお客さまにも評判なんです」とおっしゃったので、本誌ではそのようにレイアウトさせていただきました。こちらは創業50年の老舗ですが、2代目の本田さんは「ここ数年でようやく初代である父の築いたものの尊さを実感するようになりました」と語ります。その一つが、お客さまとの関係性。こちらでは常連の方々が口コミで評判を広めてくださるため、SNSなどを行う必要がないのだとか。そして、初代のもう一つの偉大さが、洋菓子づくりの姿勢だと本田さんは語ります。「例えば『窯出しシュークリーム』のカスタードクリームなども、昔ながらの製法はとても手間が掛かります。でも、楽をしようと既製品を使ってしまったら、何よりお客さまに顔向けできません。これからも手間を惜しまず、実直にお菓子づくりに取り組んでいきたいと思っています」

一と休み食堂

旬の魚介を使った刺し身や揚げ物などの一品料理が410円から楽しめ、「瀬谷の逸品」に選ばれている「海鮮丼定食」も850円と、こちらのメニューはとにかくリーズナブル。その理由を伺うと、川崎の市場で仲卸として45年以上働いているからと答えてくださった店主の神山道男さん。「本業が魚の目利きだから、こうした料理をこの値段で提供できるんです」と語ります。「旬の魚は栄養も豊富だし、安いし、何よりおいしい。そんな旬の魚を提供してお客さまに心から満足してほしいと思って、2012年にこの店を始めました」。神山さんはすでに古希を超えているとのことですが、とても元気で威勢がよく、「魚河岸の男」そのものです。元気の秘訣を伺うと「好きなことをしているから」と答え、奥さまの陽子さんも「仕事をしているときは生き生きしている」と語ります。新鮮な魚を毎日食べているのも大きいですかと問うと、「それが一番です!」と答え、ご夫婦そろって相好を崩されました。

パティスリー モンテポン

こちらのお店があるのは、三ツ境駅南口の商店街を抜けた住宅街の中。ここにお店を構えた理由をオーナーシェフの深野木人士(ふかのきひとし)さんに伺うと、「落ち着いた場所で自分のペースでお菓子づくりと向き合いたいと考えて、2002年に開店しました」。お菓子づくりで大切にしていることは「習い覚えた素材や製法をきちんと守ること」。また、「修業先の師匠からは『頭が固い』といわれましたけど」と苦笑する深野木さん。一番のやりがいは「やはり、お客さまの反応ですね。特に小さなお子さまがケーキを見て喜ぶ様子を目にすると、こちらもうれしくなります」と語ってくださいました。「横濱ハッピー焼ドーナツ」が人気で、多いときには月に1万個売れることもあるのだとか。人気の理由を伺うと、「単純においしいからじゃないですかね。お菓子をつくる際には頭を悩ませますが、召し上がる際はおいしければそれでOKなんだと思います」といい、笑顔を浮かべる深野木さん。確かにおっしゃる通りです!
https://www.facebook.com/patisserie.montepin/