車両センターで電気制御装置を
保守点検

車両技術として、かしわ台車両センターで鉄道車両の検査業務を担当しています。最初は台車組立班に配属され、台車の整備を担当しました。子どもの頃から機械いじりが大好きだったので、走行の要である台車に触れられるだけでうれしく、同時に「絶対に不具合を起こさせてはいけない」という安全意識を強く持ちました。現在は電器班に所属し、制御装置の保守点検を担当しています。すべての点検はスケジュール化されています。たとえば架線から取り入れた1500Vの電気をモーターに流す断流器は、4年に一度、完全に分解してすべての部品を点検、洗浄、整備して、もう一度組み上げます。自分が検査した電車が走っている姿を見ると、とても感慨深いです。

車両の導入と引退。
時代の節目に立ち会う

相互直通運転に向けて新型車両を導入する際、様々な試験を行いました。本線を走らせての加速度・減速度の試験では、運転席に同乗し、「そこの位置でブレーキをかけてください」などと運転士に指示。様々なデータを取っていきました。通常の点検業務がある中での試験でしたので、非常にあわただしかったのですが、新型車両の快適な走行にワクワクしました。それと入れ代わるように、7000系車両が引退しました。1975年に初導入され、モデルチェンジを繰り返して来た古い車両で、点検にも手間がかかりました。その分、メンテナンスのしがいがある車両だったので、寂しさもあります。ひとつの時代の終わりと始まりに立ち会えた、感慨深い経験でした。

新型車両の安心安全を
担うのは、若い世代

相互直通運転で新型車両が増えてくると、保守点検は大きく変わります。電子部品が増え、私たちが点検できない部分が多くなります。基板を外してメーカーに送り、戻って来たものを取り付けるだけ。メンテナンスは簡単になり、経験と勘で行っていたような点検は激減するでしょう。一方で誰も見たことのない部品が増え、経験のない点検が増えていきます。つまり、新型車両の点検では、ベテランも新人も同じスタートラインに立つわけで、これはチャンスだと私は思っています。我々若い世代が積極的に勉強し、点検の主役にならなければなりません。「次代の安心安全を担うのは我々だ」という自覚を持って、仕事に取り組みたいと燃えています。

会社訪問では、
コミュニケーションをチェックしよう

当社は先輩後輩の壁がなく、コミュニケーションも密で団結力があります。昨今、台風や地震など非常時への対応が鉄道の課題になっていますが、こうした課題にも“チーム相鉄”として取り組んでいけると考えています。私は、会社訪問の際に、こうした「社内のコミュニケーション」を確認することをお勧めします。社員同士はどう会話しているか、上司と部下の関係はどうか、自分がそこに身を置くことを想像して、会社を選んでください。

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