Control Unit Installation
(運転台取付)

運転台取付

電車の運転台は生物に例えるとまさにその「頭脳」。

運転士によるマスコンやブレーキハンドルなどの操作を電気信号や制御指令に変換し、生物における「筋肉」「神経」である動力装置・制御装置に正確かつ迅速に伝えます。また、速度計・圧力計・各種モニター表示などで電車の状態を運転士に知らせ、必要に応じて、安全装置を作動させます。
このように、重要な機能を備えた運転台は、箱型の車両構造が組みあがった後に乗務員室に設置。作業員が数人がかりで狭いドアから慎重に搬入し、取り付けていきます。
そして運転台の設置後、数日にわたり、100本以上の配線を繋ぐ作業を行います。

取付前の運転台ユニット
取付前の運転台ユニット
数人の手によって慎重に搬入
数人の手によって慎重に搬入
運転台設置前の乗務員室
運転台設置前の乗務員室
運転台設置後
運転台設置後