Truck Assembly(台枠組立)

台枠組立

車両の床部に当たる「台枠」は、上部の構造・車内設備や床下機器、そして乗客の荷重を支え、連結器の引っ張りにも耐える非常に重要なパーツ(構体)です。
台枠に床下機器、配管に必要な部材を取り付ける作業は屋根構体と同様、上下を反転させて行われます。1両分約20mの台枠を大型クレーンで吊り、ワイヤーの長さを調整しながら反転させる様子は繊細さが感じられながらも迫力満点。車両に組み込む前の台枠裏面とともに、この作業時にしか見られない貴重な風景です。
反転させた台枠に1mm単位で部材を取り付けていきますが、鉄道の安全性・走行性能はこうした精度の高い手作業によって支えられています。

大型クレーンで工場内を移動
大型クレーンで工場内を移動
クレーンで吊るしたまま台枠を反転
クレーンで吊るしたまま台枠を反転
手作業で部材を取り付け
手作業で部材を取り付け
部材取り付け後の台枠
部材取り付け後の台枠