Front Structure(前面構体製造)
前面構体製造
鉄道車両の「顔」とも言える「前面構体」。13000系の最大の特徴として、デザインには最もこだわりました。
13000系のデザインコンセプト『未来』を切り開く形として、「水圧を切り開き力強く進む海の生き物」を表現するため、AI技術を用いてデザインをパターン化。その何千、何万の案の中から採用されたデザインを、職人たちの熟練の技によって形作っていきます。
特に、流麗さを追求した曲線は「打ち出し板金」で成形したパーツの曲面を、骨組に合わせて何度も微調整しながら精度を高めていくことで実現。また、フロントや前照灯部分のシャープなエッジも、1mm単位で削り出していきました。
こうして、最先端技術と職人の豊富な経験による技が融合し、13000系の最初の「顔」が誕生しました。



