価値創造ストーリー

相鉄グループの価値創造プロセス

相鉄グループ基本理念の下、鉄道・駅を中心としたまちづくりによる循環型ビジネスモデルによるさまざまな事業を通じて、私たちを取り巻く社会課題の解決と、新たな価値の創造を目指してまいります。

価値創造ストーリー 説明図
価値創造プロセス(相鉄グループ 統合報告書2024「P22~P23」より)
価値創造ストーリー 説明図
価値創造プロセス(相鉄グループ 統合報告書2024「P22~P23」より)

マテリアリティの特定・見直し

マテリアリティの特定にあたっては、相鉄グループの経営理念、サステナビリティに対する考え方、経営課題などを踏まえつつ、国際的なガイドラインなどを参照して、課題を抽出・整理しました。その後、外部有識者との意見交換を通じて、「ステークホルダーにとっての重要度」および「相鉄グループにとっての重要度」という2軸に基づき課題の整理・評価検証を行い、さらに常務会での議論、取締役会における決議を経て、マテリアリティを特定・決定しました。

2021年11月のマテリアリティ特定以降も、相鉄グループのサステナビリティ経営に影響を及ぼす社会課題の多様化や外部環境の変化が起きています。
こうした変化に対応するため、2024年4月よりマテリアリティの見直しに着手しました。ステークホルダーの意見も取り入れながら、2025年3月のサステナビリティ委員会にて4つのマテリアリティを再特定し、推進しています。
今後も、時代や外部環境の変化に応えながら、長期ビジョンや中期経営計画の策定およびそれに伴う経済・環境・社会へのインパクトの変化をグループのサステナビリティ経営に取り込んでいくため、定期的に見直しを行います。

  1. STEP 1 社会課題の抽出と整理
    SDGs・GRIスタンダード・SASBガイドライン、外部環境分析、同業他社および沿線自治体の開示情報分析を踏まえて、「グローバル共通の社会課題」と「相鉄グループが中長期的に取り組むべき社会課題」を抽出。
  2. STEP 2 優先順位づけと重要度特定
    抽出した社会課題に対してステークホルダーヒアリングを実施した上で、「ステークホルダーにとっての重要度」と「相鉄グループにとっての重要度」という2軸に基づき、当社グループのマテリアリティの優先順位づけを実施。
  3. STEP 3 マテリアリティの特定
    マッピングした社会課題項目を新たなマテリアリティとして分類。
  4. STEP 4 非財務指標・目標の設定
    再特定したマテリアリティに対して、関係部門と協議しながら以下の考え方に基づき非財務指標・目標を見直し。
    策定における考え方
    1. ESGの観点で整理。
    2. 中長期的な財務・社会価値創出に繋がる指標で、マテリアリティの進捗を測ることができる。
    3. コーポレートガバナンスコードに則している。
    4. 社会要請に対応している。