This page is available only in Japanese.
感染症対策の取り組みについては、各店舗までご確認ください。また、ご利用の際はお店の取り組みに従ってご利用くださいますよう、お願いいたします。

その日のメニューは“畑と相談”
一流レストランのDNAが弥生台で花開く

本場フランスでは3つ星レストランで修業を積み、国内は【ラ・ロシェル南青山】の石井義昭シェフに師事、【ミクニヨコハマ】では料理長として活躍した難波秀行オーナーシェフ。輝かしい経歴を持つ難波さんが、横浜でも東京でもなく、弥生台に自身のお店をオープンした背景には、懇意にしていた生産者の方が相鉄線沿線に多くいたことが影響しています。

「店で使う食材はすべて自分の手で確かめたいので、フランス時代も【ミクニヨコハマ】の時代も時間を見つけては、生産者の元に足を運んでいました」と話す難波氏。【ミクニヨコハマ】時代から付き合いのある生産者の方が、沿線の鶴ヶ峰や西谷、和田町に畑を持つことから弥生台に【pétale de Sakura】を構えたそうです。

さらに、生産者の方との距離が近づいたことで、前以上に“わがまま”を言える仲になれたのだとか。「畑に出向きどんな野菜ができているのかを目にし、生産者の方と話をする。どれが良いかだけでなく、色味やサイズ感など細かいオーダーもできるようになりました」。これら厳選した食材をもとに当日のメニューを決めるのだとか。

自身が望む最高の状態の食材を前に、名店で磨かれた腕を存分に発揮する。この場所に店があるからこそ実現する、難波流“弥生台フレンチ”の深化はまだまだ続きそうです。

野菜のみならず地元産のミルクなども採用。「地元のおいしい食材をお伝えするのも私の役目」と語る難波さん
弥生台にあり、店主とも懇意であるドイツパンのお店【BACKEREI TON GARTEN】から仕入れるバゲット
自身も弥生台に住む難波さん。出勤前には近隣の畑や牧場に立ち寄るそう。店頭には当日に獲れた野菜が並びます
祖父と父が営んでいた【喫茶サクラ】が店名の由来。店内には当時のコーヒーカップなどが飾られています
restaurant pétale de Sakura の
イチオシポイント
イチオシメニュー
地元の野菜をふんだんに使った
『前菜』
前職の【ミクニヨコハマ】時代からの付き合いという地元の農家の方とは、「自分が今、何を求めているのかも分かってもらっている」というほどの仲。そういった関係値もあり、当日のメニューは生産者の方と相談して考案していることも多いのだとか。こちらの前菜も、懇意にする農家の方からサイズなど細かいオーダーのもと仕入れた野菜の持ち味を生かし切った一皿。
おすすめシーン
難波家のDNAが刻まれた個室は、
「ハレの日」使いにおすすめ
入口右手には6~8名用の個室を用意。余計な装飾はそぎ落としつつ、随所に難波シェフの地元・岡山で祖父と父が営んでいた【喫茶サクラ】で使われていた食器をインテリアとして活用するなど、料理に通じるさりげなくもしっかりとした自己主張が貫かれています。春に桜を望めるメインフロアも良いですが、デートや記念日など「ハレの日」での使用なら、こちらの個室がおすすめ。
SO33
弥生台駅周辺のこだわりの名店